こんにちは!株式会社ココペリで、「社内勉強会」を実施してみました。
この記事では、なぜ私たちが勉強会を実施したのか、どのような流れで進めたのか、そして何を学んだのかをシェアしたいと思います。もし、あなたの会社で社内勉強会を検討しているなら、ぜひ参考にしてください。
はじめに:勉強会を始めた理由
日々変わりゆく業界の中で生き抜くために、社員一人ひとりのスキルアップが必要不可欠です。しかし、忙しい中でスキルアップに時間を割くのはなかなか難しいもの。そこで、「もっと気軽に、でもしっかり学べる場を作りたい」という思いから、社内勉強会を始めることにしました。
なんて...綺麗な感じでまとめていますが、日々仕事をしていると他の部署でやってる仕事が垣間見える瞬間がなかなか無かったり、この人こんな仕事をしているのか、こんなアウトプット出してるのか!という気づく場がないので、その場づくりとして勉強会を実施してみました。
勉強会の流れ:計画から実施まで
勉強会のテーマは、「あなたの技みせてください」と題して、エクセルやスプレッドシートで最近作ったアウトプットを見つつ、こんな関数使ってるよ〜こんな見せ方あるよ〜の技(エクセルの使い方)を見せてもらいます。講師役は社内で知っている方にお声がけさせていただきました。
実際の勉強会は、講師から5分間で作ったエクセルやスプレッドシートの共有いただき、質疑応答5分する構成で3セット合計30分で実施しました。あんまり長すぎてもダレるし、サクッと聞ける感じで実施したかったので短い時間で凝縮しました。
ーーー勉強会の流れーーー
- 共有 5分
- 質疑応答 5分
×
30分なので、サクッとしてます。
参加者は、サクセスチーム、営業、開発などのメンバーが参加し、様々な視点からの意見交換が行われました。
勉強会の内容:皆で学び
1人目講師役は私で「ロードマップ」と「課題管理簿」のスプレッドシートを共有しました。ロードマップはどんな構成で作成し、利用している関数をみせました。5分で共有しましたが、あっという間に終わってしまい、関数の箇所など深入りすることができなかったのが心残りです。
2人目講師役は経理上必要な「ココペリの業務フロー」をエクセルで作ったシートを共有いただきました。リスクになる箇所をわかりやすく色をつけたり、確認が必要な資料をまとめて明示的に分けている箇所が印象的でした。
3人目講師役は「ちゃんと請求書」で利用してるスプレッドシートを共有いただきました。データベースからデータを引っ張ってピボットで集計し、企業の活動状況を一目で把握できるシートを作成し、毎日朝会でチームで共有・確認していることでした。データを駆使することでバグにも気がつけたことや、無駄な工数を落とすことができたことは素晴らしい成果だなと思いました。
参加者の声(今回の勉強会で特に役立ったと感じる学びは何ですか?)
- 他の方のエクセル利用方法がわかったのと同時に他部署の業務が見えたこと
- 自分の想像がつかないことを組み立てられていることで、「こんなことができるんだ」という発見があったことです
- 他の方のエクセル利用方法がわかったのと同時に他部署の業務が見えた
- IF関数を駆使すれば、かなりいろいろなことができることが分かった。
- 時間を長くして欲しいのと、登壇者の発表を具体的にした方が集まりやすい気がしました。
- 次回から、ツールや仕組みの構築に際しての考え方や着想に至った経緯などをもう少し、詳細に知れると学びが深くなるかもしれません。
- それぞれ発表する項目を決めたらわかりやすかったです! EX ①なんの業務で利用しているエクセルなのか ②良い点(ポイント) ③改善したいけどわからない点 ④Q&A 等 話す要点を決めて話したら、統一感が出るかと・・・!(すみません発表していない人が指摘してしまい・・・)
- 今回レベル高かったので、もっと気楽に「こんな便利なショートカットあったけど知ってました?」くらいのものでも良いのかなと思いました。発表のハードルをさげるというか
■ まとめ
勉強会を通じて、社員同士のコミュニケーションも活発になり、部門間の垣根が低くなったように感じます。。。と書きたかったのですが30分ではそこまで垣根は低くなった感じはしません。獲得できたことは、登壇いただいた方の実施している仕事のアウトプットが垣間見れたことで、社内の仕事内容が深く認識できました。
最後に
社内勉強会は、ただ知識を共有する場ではありません。それぞれの社員が自分の経験や知識を開放し、互いに教え合い、助け合う文化を作り上げると思われます。まだその確証はありませんが、、、勉強会の運営では、改善点が沢山あり、逆に学びになりました。
私たちの経験が、あなたの会社でも何か新しい一歩を踏み出すきっかけになれば嬉しいです。